パリオリンピックの開会式で日本選手団の旗手を務めるフェンシング日本代表の江村美咲選手。
小学生からフェンシングを始めています。
そんな江村美咲選手はどんな学生生活を送ってきたのでしょうか。
この記事では、
こちらの内容でまとめていきます。
【学歴】江村美咲は中央大学出身で高校はどこ?
- 大学:中央大学法学部
- 高校:大原学園高等学校
- 中学:板橋区立志村第二中学校
- 小学:日田市立咸宜小学校
江村美咲の出身大学は?
江村美咲選手の出身大学は
中央大学法学部
です。
中央大学は、135年以上の歴史を持つ伝統ある法学部です。
東京都文京区の茗荷谷キャンパスにあり、法曹界をはじめ、政治、経済、マスコミなど、各界で活躍する多くの卒業生を輩出しています。
偏差値は57.5〜65
- ナオト・インティライミ(ミュージシャン)
- 阿部寛(俳優)
- 阿部慎之助(プロ野球監督)
- 長谷川博己(俳優)
- 新海誠(脚本家・アニメーション監督)
江村美咲の出身高校は?
江村美咲選手の出身高校は
大原学園高等学校
です。
大原学園高等学校は、東京都千代田区に所在する通信制課程の私立高等学校で、設置者は学校法人大原学園。
2024年4月に大原学園美空高等学校に校名を変更しました。
- 畠山愛理(新体操選手)
- 平野美宇(卓球選手)
- 皆川夏穂(新体操選手)
- 宇田幸矢(卓球選手)
- 浜本由惟(卓球選手・女優)
江村美咲の出身中学校は?
江村美咲選手の出身中学校は
板橋区立志村第二中学校
です。
板橋区立志村第二中学校は、東京都板橋区にある公立中学校です。
1947年に創立され、70年以上の歴史を持つ伝統ある中学校です。
江村美咲の出身小学校は?
江村美咲選手の出身小学校は
板橋区立志村第二中学校
です。
日田市立咸宜小学校は、大分県日田市にある公立小学校で、1873年に創立、150年以上の歴史を持つ伝統ある学校です。
江村美咲選手は大分県日田市出身のため、地元の小学校に通っていました。
江村美咲選手は、小学4年生の頃に家族で東京都板橋区に引越しをしています。
その後のどの小学校に通っていたのかは明らかになっていません。
しかし、板橋区立志村第二中学校に通っていたので、区域から考えると以下の小学校のいずれかに在籍していたと思われます。
- 板橋区立第二小学校
- 板橋区立第三小学校
- 板橋区立第四小学校
【学歴】江村美咲の学生時代のエピソードを時系列まとめ!
①小学時代:フェンシングを始めた
江村美咲選手は、小学3年生の時にフェンシングを始めました。
フェンシングを始めたきっかけは兄・将太郎さんの影響から。
将太朗さんもフェンシング選手で、現在は車いすフェンシングの指導者として尽力されています。
小学校3年生くらいになって、兄の練習を見ているうちに、自分でもやりたくなって両親にお願いして始めました。
引用元:https://www.joc.or.jp/column/tokyo2020/201505_1.html
江村美咲選手の両親は共にフェンシング選手で、幼い頃からフェンシングは身近な競技です。
当時、父親の宏二さんが、地元・大分でフェンシングクラブのコーチをしていました。
最初は兄の将太郎さんが通っているところに遊びに行き、ボールゲームをしたり、フェンシングと関係ないことをしていたそうです。
通っているうちに、フェンシングに興味を持つようになり習い始めました。
②小学時代:フルーレからサーブルへ転向
江村美咲選手は小学6年生の頃、フルーレからサーブルに転向しています。
フェンシングは、2人の選手が向かい合い、片手に持った剣を使って、相手の有効な面を突くことで得点が得られる競技です。
3種目あり、それぞれ得点が得られる有効面が違います。
また、攻撃の種類も違います。
- フルーレ:剣先の「突き」のみ
- エペ:剣先の「突き」のみ
- サーブル:剣先の「突き」と剣身で触れる「斬り」
サーブルはフルーレに比べ、有効面が胴体から上半身に広がり、攻撃に「斬り」が加わる分、よりダイナミックな攻防が展開されます。
転向するきっかけとなったのは、サーブル競技の大会で優勝したこと。
フルーレの選手でしたが、サーブル大会の優勝景品が当時大好きだったキャラクターのジグゾーパズルでどうしても欲しかったのだそう。
優勝賞品が当時大好きだった「ウサビッチ」のジグソーパズルだったんです。それがどうしても欲しくて(笑)、試合に出たら、本当に勝ってしまいました。
引用元:https://www.joc.or.jp/column/tokyo2020/201505_1.html
フェンシングを始めた頃は思ったように動けず、すごく難しく感じたそうです。
しかし、サーブルに転向したあとから楽しさを感じるようになりました。
③中学時代:挫折を味わう
江村美咲選手は中学に入り、挫折を味わいます。
そのきっかけとなったのは、向江彩伽選手と髙嶋理紗選手の存在です。
2人は、福岡県のジュニア世代の「タレント発掘事業」で見いだされ、エリートアカデミー生として上京してきました。
2人はフェンシングが未経験だったので、最初は勝てたんですけど、福岡県でトップ級の運動神経なので、あっという間に抜かれました。
引用元:https://globe.asahi.com/article/15296565
この頃から、向上心に火がつきます。
今までなんとなくでやってきたフェンシングでしたが「同年代のライバルたちに負けたくない」という気持ちが強くなりました。
学校が終わるとフェンシングの練習に力を注ぎ、中学3年の終わり頃、イギリスで行われた国際大会で初めて金メダルを獲得。
この大会の成績が自信に繋がり、オリンピックに出場する夢ができました。
④高校時代:JOCエリートアカデミーに入校
江村美咲選手は、高校入学と同時にJOCエリートアカデミーに入校しています。
中学生や高校生の競技者が、将来的にオリンピックをはじめとする国際競技大会にて活躍できるよう、一貫して育成するために日本オリンピック委員会が設置した組織。
江村美咲選手は、最初はあまり入りたくないと思っていました。
しかし、中学時代にエリートアカデミーに所属する選手たちに勝つことができなかったため、高校入学と同時に入校することを決意。
環境を変え、すぐ身近にライバルがいたことで、モチベーションアップにも繋がりました。
⑤大学時代:ワールドカップで銀メダル獲得
江村美咲選手は、中央大学法学部にスポーツ推薦で入学し、フェンシング部に在籍していました。
中央大学に進学した理由は、
- フェンシングの環境とサポート体制が整っている
- フェンシング部の歴史が男子中心だったので、女子の歴史を作りたかった
から。
中央大はまだ女子のフェンシング部の歴史が浅かったので、自分が新しい歴史をつくりたいというチャレンジ精神がありました。
引用元:https://real-sports.jp/page/articles/842100000915113501/
江村美咲選手の大学生活はめちゃくちゃ多忙だったのだそう。
1年生のときは授業が多く、練習場から大学まで片道2時間もかけて通っていました。
朝練習に行ってから授業に行って、また練習に行って、という感じで、お昼ごはんも時間がなくて駅のホームで食べたりしていましたね。
引用元:https://real-sports.jp/page/articles/842100000915113501/
このような多忙な生活を送りながらも、2018年の大学2年のときのワールドカップで個人で銀メダルを獲得。
また、同年に行われた全日本選手権では初優勝を果たしました。
大学卒業後は日本フェンシング界初のプロに転向します。
プロになったことで、責任感を人一倍持って取り組みたいと思えるようになったそうです。
その後、2021年に東京五輪出場。
2022年7月の世界選手権女子サーブル個人で日本人の女子として初の金メダルを獲得する成績を残しました。
まとめ
この記事では、
- 江村美咲の学歴
- 江村美咲の学生時代のエピソードを時系列でまとめ
こちらの内容でまとめました。
そして、
- 江村美咲の学歴は、中央大学、大原学園高等学校、板橋区立志村第二中学校、板橋区立志村第二中学校
- 小学4年の時に、東京都板橋区に家族で引越ししたが、その後の小学校は明らかになっていない
- 小学校3年生の時に兄の影響でフェンシングを始めた
- 中学時代は同年代のライバルに越され挫折を味わったが、向上心に火が付き練習に力を注いだ結果、国際大会で初の金メダル獲得
- 高校入学と同時にJOCエリートアカデミーに入校
- 大学時代は学業とフェンシングの両立で多忙であったが、大学2年のワールドカップで個人銀メダル獲得
ということが分かりました。
パリオリンピックでの活躍が楽しみですね!
コメント